2009年10月28日水曜日

パナソニックLUMIIX DMC-GF1の画角



パナソニックのLUMIX DMC-GF1とリコーR8とキヤノンEOSデジタルKissXの画像と画角の比較。
 このカメラの三種類は、パナソニックのGF1は1200万画素、リコーのR8は、1000万画素、キヤノンのデジタルKISSXは1000万画素とほぼ画素数は同じである。違いは焦点距離と画角とセンサーの大きさである。画角は、センサーの大きさで決まってくるので、同じ35mm領域で撮影してみたが、撮影される写真は、写真で見て頂ければこれだけの差がある。センサーの大きさがそのまま撮影出来る範囲を示している。
 センサーの大きさがこれだけ違うことが解るが、写真の出来上がり方はどうであろうと見てみると、焦点距離は、同じであるから、ピントの合う範囲は焦点距離で決まるので、リコーのR8やパナソニックのGF1は、35mmの焦点距離では表現は望遠レンズの表現であるが、実はピントの合う範囲では広角レンズになるので、ピントの合う範囲は広角レンズのピントの範囲になってしまう。
 これがコンパクトデジタルカメラがぼかした撮影が出来にくい訳である。コンパクトカメラでも理論的にはセンサーの大きさが大きければ、焦点距離に対してのセンサーの大きさがその写す範囲を決めるので、ボケを生かした撮影が出来ることになる。
 撮影されたものはどうであろうか比べてみた、センサーの大きさでセンサーが小さいものは、光を取り入れるセンサーの大きさが小さいので、どうしても同じ画像の大きさの比率にすると滑らかな画像の表現がなされにくいようで、R8では、写真がイラストに近い状態にディテールが変化している。
 画像の画質にセンサーの大きさが影響していることが解る。ただ、ものは考えようで、撮影する目的や用途、大きさによって使い分ければ良い。ピントを重視してあまり拡大しないものであれば、コンパクトサイズ。ぼかした写真を撮りたければ、センサーの大きなデジタルカメラを使えば良いことになる。




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